手作り味噌

丁寧に憧れるわたしはこれまで

土鍋でご飯を炊いたり
竹かごで買い物に行ったり
ぬか床に手を出したり

色々と試みてきたのだが、ついに丁寧の極みに行き着いた。

それが手作り味噌。
前々から、とてつもなく興味はあったものだ。

今回、森三中の村上さんに誘って頂き、菌カウンセラーの清水みのり先生の味噌作り教室に参加できることになった。

3日前から納豆は食べない、など万全の状態で挑んだ。

まず、今回使う材料の説明があり、お味噌とは一体どんなものでできているのかを恥ずかしながらはじめて知った。

今回使用したのは、
玄米麹、大豆、塩
この3つのみ。
ド素人のわたしは、このシンプルな材料で味噌ができるということにまず感動した。

ありがたいことに、教室では、「大豆を10時間水にひたし、煮て潰す」という一番手間のかかる作業まですでに完了したものが準備されており、わたしは混ぜたり、味噌玉を作ったり、粘土のように均したりと楽しい作業しかない。

そして、昨今言われている腸活。
わたしも自己流ながら、ぬか床や納豆を食べたりと発酵食品を取り入れているが、その究極がおそらくマイ味噌ではないか。

自分の手にある常在菌を入れた味噌、これがその人に一番合うらしい。
そして作ったことがある方が言うには、味も格別らしい。
その人らしさが出て、同じ材料で作っても味が違うというのだ。

おもしろすぎる。

発酵食品大好きな皆さん。
はじめは評判の良い味噌を色々試していたが、やはり行き着く所はマイ味噌。

丁寧に味噌を均し、空気が入らないようにラップをして完成した味噌の赤ちゃん。



食べられるようになるのは今年の9月。
それまで弄らず、涼しいところに保管しておくのだ。

きっとわたしのことだ。
その頃には、すっかり忘れてしまっている気がする。

もしも、その頃になっても全く味噌のコラムを更新しなかったら、どうか教えてください。
 

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