【よかん日和発 vol.4】ウッドバーニング


今回、わたしが紹介させて頂くのは
Atelier Hazel(アトリエヘーゼル)さんの「ウッドバーニング」
である。

普段から写真を撮ることが好きで、スマホ以外にも本格的な一眼レフカメラを所有し、海外ロケや地元に帰省した際にパシャパシャ撮る。
きっと、枚数にするととんでもないことになっている気がする。

ただ、撮ったはいいが、基本的に現像するわけでもなく、よくてスマホに転送してそれをインスタグラムにアップするくらいだ。

ようは撮りっぱなし。

我ながら、もったいないと思っていた。

そこで今回、アトリエヘーゼルさんに「ウッドバーニング」という技法で、わたしの撮ったお気に入りの写真を作品にして頂いた。

そもそも、「ウッドバーニング」自体が初耳だったのだが、木や革を焦がしながら絵や模様を描く技法のことらしい。

早速、わたしのお気に入りの写真が「ウッドバーニング」で描かれて、届いた。

百聞は一見にしかず。

今まで、わたしのスマホの中に眠っていたデータが、素晴らしい作品になっているではないか。

しかも、全てが木で作られているので、温かみが感じられる。
写真のような色やシャープさはないのだが、ウッドバーニング独特のセピア色で描かれており、ほっこりする。
鳥取に帰省したときに思わず撮ってしまった姪っ子の後ろ姿。



田んぼ道を自転車で爆走する姪っ子に「気をつけてよ」と叫びながら、撮った一枚。
大好きな沖縄、久高島に後輩の中村涼子と行ったとき。



2人で朝日を見に海に行き、あまりの綺麗さに朝日を撮るのを忘れ、その後撮った一枚。
地元の名峰大山を逆さ大山にして撮った一枚。



この場所ではじめての写真展をやらせて頂いたなと。
そういった、一枚一枚の思い出が蘇った。

アトリエヘーゼルの佐々木さんから頂いたお手紙には、「創作する際、写真の中にあるストーリーを想像しながら作っている」と書かれていた。

それはきっと、一瞬で転写するのではなく、電熱ペンで時間をかけて丁寧に描かれているからこそ、感じることなんだろうな。

作品を眺めながら、写真の撮りっぱなしを反省しつつ、思い出を形にする選択肢が一つ増えたことに喜びを感じた。

ぜひ皆さんも、眠っている撮りっぱなしの写真があったら、形にしてみてはいかがでしょう。

Atelier Hazel(アトリエヘーゼル)
https://www.instagram.com/atelier_hazel/
 

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