産後一年が経ち、徐々に身体のなまりもなくなり、身体も心も動ける自分になってきた。
ところが一つだけ、油断をすると悲鳴をあげる箇所がある。
関節である。
特に手首。
今まで手首の痛みなど感じたことはなかったのだが、産後10日目にして腱鞘炎になったのだ。
聞くと、あるあるらしきく、赤ちゃんの頭を支えるのと、ホルモンのバランスもあるそうだ。
頭を支えるのは想像できるが、ホルモンで腱鞘炎って・・・
おそるべしホルモン。
そのホルモンの影響なのか、いまだにたまに手首が異常に痛むときがある。
もはや息子の頭を支えることはなくなり、どちらかというと12キロを持ち上げるときに腰をいわすんじゃないかと思うが、痛くなるのは手首。
しかもこれがずっと続くのであれば、病院でも行こうかなとなるのだが。
たいていは、2日もすればピタッと治まる。
なので、日頃は問題ないのだが、その2日間はもう地獄である。
よくいう箸すら持てないのだ。
トイレに行き、ズボンを下ろそうとするのだが、それすらしんどい。
日常生活にバリバリ支障が出ている。
手を使う一つの動作のたびに「おおおおおおー」と叫ぶのだ。
息子など抱こうものなら、涙がちょちょぎれる。
そして、どれだけ小範囲の痛みだとしても、それがあるだけで心が塞ぎ込んでしまうのだ。
何もやる気が起こらず、単純なわたしは希望すら消えかかってしまう。
かなり大げさかもしれないが、この関節痛のおかげで、身体がどこも痛くないという幸せを感じることができた。
逆に言ったら、ちょっとの痛みで、人は身体だけではなく、精神的にも参ってしまうのだ。
なので、単純なわたしが考えたのは
心を先に鍛えるのではなく、身体を先に鍛える。
そうすると自然と心も鍛えられるのではないか。
ただ、今の所、手首専用の鍛え方が分かりません。
どなたかご存じの方がいたら、教えてください。