先日、久しぶりに「しゃべくり007」に出させて頂いたときの話。
番組の企画で、幼き頃から、珍獣ハンターになってからも含め、懐かしい方々に再会することができた。
もうそのラインナップたるや、凄まじかった。
幼い頃、よく一緒に遊んでいた、いとこのゆみちゃん。
かれこれ20年ほど会っていなかった。
昔は、よくうちの妹と3人で、夏休みなどに遊び、帰るときには「帰りたくない」と泣くゆみちゃんが、本当に可愛らしく、もう一人の妹のような存在だった。
そんなゆみちゃんが、まさかの自分の娘を連れて、番組に出てくれたのだ。
色んな感情が溢れて、言葉が追いつかなかった。
その次に来てくれたのが、中学のとき、同じ生徒会副会長だった一つ下の家入くん。
中学以来、会っていなかったのだが、そのまま大人になったかのような姿に、すぐに家入くんだと分かる。
当時から弄られキャラで、番組でもすぐさまその匂いを感知したしゃべくりメンバーに弄られまくっていた。
その次は、高校の同級生の足立くん。
高校時代にはそんなに話したことはなかったのだが、心優しき足立くんは番組に来てくれたのだ。
当時は坊主だったが、出てきた足立くんはまさかの長髪で、超絶おしゃれな出で立ち。
おとなしめのキャラではあるが、ホリケンさんにめちゃくちゃにされ、最後はギャグまで披露する羽目に。
わたしとしては、新たな足立くんに出会えた時間であった。
その次は、大学時代の友人。
大学生の頃に、ネプチューンさんがやられている「ハモネプ」という番組にアカペラグループとして出場した。
そのときのメンバー3人が来てくれたのだ。
流れで急遽、当時披露した歌を歌うことになったのだが、誰も練習していない状況でやってみると、それはそれはひどいものだった。
みんなで冷や汗をかき、これはこれで、ある意味忘れられない思い出となった。
最後は、まさかまさかのターザン登場。
わたしにとっては、第二の故郷でもあるアマゾン。
そこで16年前に出会ったのが、ターザンことユーリ。
ユーリは本当にすごくて、ピラニアやワニのいる川に平気で飛び込むわ、すぐに木に登り、猿を見つけたり、まさにターザンなのだ。
そんなユーリとは、コロナもあり久しく会っていなかったのだが、今回わざわざブラジルから駆けつけてくれたのだ。
登場した瞬間、思わず駆け寄り、抱きついてしまった。
その腕っ節のたくましさや穏やかな笑顔は変わりなく、優しくて強いユーリはそのままだった。
一日にこんなにも色んな人に再会すると、あまりにも濃すぎて、ノスタルジックになるかと思いきや、興奮が先立っていた。
来てくれた皆さんには感謝しかなく、改めて私は周りの人に恵まれているのだなと感じた。
そして、人に会うということは、心が動き、心が旅するそんな機会でもある。
わたしは、今回ある意味、心の旅で世界一周したような気分であった。