最近、古着にはまり、ここでも書いたが、西武・そごうの広告
「年齢を脱ぐ。冒険を着る。」
に心を打たれ、よりファッションに対して、自分らしく向き合おうと思っている今日この頃。
今まであまりしてこなかったものにも挑戦しようと、古着屋さんでカラフルなターバンを購入した。
その日は午後2時からラジオ収録があり、その前にiPhoneを機種変更するために、アップルストアに向かった。
混むのを予測して、10時45分に予約をいれた。
久々の機種変更、テンションも上がっている。
それに応じて、先日買ったカラフルターバンを纏い、意気揚々とストアへ。
機種変更するに当たり、今使っている機種の下取りや、初期化・新たなiPhoneへのデータ移行など、意外にやることは多かった。
しかし、十二分に時間には余裕がある。
余裕のよっちゃんでいたのだが、それでも読みが甘かった。
思っていた以上にデータ移行や前の機種の初期化に時間がかかり、気づけば2時ちかい。
スマホが繋がっているので
「もういいです、出ます」
ができない状態。
待つしかない状態。
ようやく終わって店を出る頃には、2時をすぎているではないか。
新たな機種で連絡を取り、遅れる旨を伝えた。
そして、慌ててラジオの現場に向かおうとしたとき、ふと思ったのだ。
30分も遅刻したのに、こんな派手なターバンで現れたら、いくらすみませんでしたと言っても、反省が伝わらないのではないか。
すぐさまターバンを外し、カバンにぶち込んだ。
優しいスタッフさんは、全然いいですよ、と遅刻したわたしに言ってくださったが、これがもし派手なターバンをしていたら、こんな空気ではなかったかも知れない。
ここで、はじめの話に戻るのだが、年齢や肩書きは気にせず、好きなファッションを楽しもうというマインドになったが、今回のような反省状況では、ファッションってすごく難しいと感じた。
確かに、謝罪会見などでは、皆さん黒いスーツというのが定番である。
そういうものにとらわれすぎているのか。
いや、しかし、TPOは大切だと思う。
自分らしさとTPOのちょうどよいバランスの中で、ファッションを楽しむべきか。
いやはや、そんなの関係ない精神で突き進むのか。
今回の派手ターバンで、そんなことを考えてしまった。
けれど、一番は遅刻しなきゃいい話なのだ。
そして、堂々と派手なターバンを身に纏えばいいのだ。