ウェブマガジン「よかん日和」にて、コラムを書き続けて早2年。
ありがたいことに、このたびコラムをまとめたエッセイ本が出版されることになりました。
あらためて自分のコラムを読み返すと、ここ数年の変化に驚く。
環境の変化や肉体の変化はもちろんのこと、一番は心の変化を感じ取れる文章であった。
週に1回、そのときそのときの自分の心の機微を、なんというか素直すぎやしないかと思うほど、綴っている。
「仕事で色々思うことがあったときだ」
「テンション上がって、浮かれているときだ」
「ちょっとかっこつけて書いてるわ」
など、現時点での自分から見える過去の自分というのも面白い。
とにもかくにも、テレビで顔を映された状態ではなかなかお話しない、コラムだからこそ出てくる言葉達があると思う。
それはきっと、読んでくださる方々への安心感があるからこそ、こんなふうに素直に書けるのだと思う。
わたしにとってコラムを書くことは
自分の日々の心のバランスをとる一つの方法でもあり
自分を観察することでもあり
文章を書く筋トレでもある。
ついさっき、お世話になっている整体の先生に言われた。
何事も全ては自分のなかにある。
自分を観察すると見えてくるものがある。
と瞑想をすることを勧められた。
もちろん、やってみようと思う。
しかし、コラムを書くということもある意味、瞑想に近いものがあるのではないかと思った。
だいぶ話はずれてしまったが、
新刊「よかん日和」は、12月7日発売です。
たくさんの方に届きますように。