息子ネタが続きます。
なんでだろう。
あんなに乗りたがっていたメリーゴーランド。
明らかに、その輝く目線の先には、お馬さんがいた。
前の回が終わったと同時にゲートの中へ入り、お目当てのお馬さんに一目散。
抱っこしてまたがらせる。
すると。
「ないないーーー」
と泣き、降りようとするではないか。
別のお馬さんに乗らせようとしても
「ないないーーーー」
そうこうしているうちに、出発ベルが鳴る。
とりあえず安全に何かに、と周りを見渡すと、お馬さんが引っ張っている馬車しかない。
ただただ座る。
一応息子も嫌がらない。
しかし、一体何が楽しくてメリーゴーランドというアトラクションで、馬車に乗っているのか
。。。
とぐるぐるまわりながら息子を見ると、おそらく
「俺も同じ」
と言わんばかりに、不機嫌そうに指をくわえながら、ただ時が過ぎるのを待っていた。
そんな2人を外から撮っている夫。
家族3人とも、この時間は一体なんなんだ、と思いながらの初メリーゴーランド。
もしかしたら、あまりにもわたし自身が、テレビのリアクションに慣れてしまっていたのかもしれない。
メリーゴーランドでカメラを向けられたら、笑顔で手を振るがデフォルトになっていた。
いいのだ、そんなことしてもしなくても、どっちでもよい。
夫が撮った写真を確認すると無表情の2人。
ある意味、いつもより面白かった。
たまには、遊園地で無表情というのも悪くない。