とっさのバイバイ


最近、ついついやってしまって、反省することがあった。

息子を保育園に迎えに行き、車に乗せて帰ろうとしたところ、向こうの方から、息子と同い年の子のお父さんが歩いてきた。

何度かご挨拶はしていて、お互い認識している関係性ではある。

ではあるが、わたしは気づいたら車の窓を開け、バイバイと手を振っていた。

その方も優しいし、わたしがバイバイするもんだから、バイバイと手を振り返してくれた。

自分でもびっくりするくらい、自然にバイバイしていた。

その後に襲う、後悔の念。

なぜとっさに手を振ってしまったのか。

あまり喋ったことがないのに、向こうもびっくりしただろう。

大人として、普通に会釈すりゃあ良かったものの、なぜバイバイだったのか。

わたしには、たまに、とっさにバイバイしてしまう癖がある。

もちろん、仲良しの友達は何の問題もない。

恐ろしいのは、明らかに目上の方にしてしまっていることがあること。

特に、相手がバイバイをしてくれた時。

なぜか嬉しくなって、こっちもバイバイしてしまう。

そして、めっちゃ焦る。

たまに、タクシーで先輩を先に見送るときも、おそらく頭を下げるのが正解なのだが、両手でバイバイしてしまう。

皆さんも、そんな経験はありませんか。

とっさにバイバイしてしまう仲間を探そうとしています。

どうか、共感を得られますように。

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