先日、後輩であり友人でもある、中村涼子が出演している舞台を観劇してきた。
しかも、とても面白い試みで、親子観劇dayの回に、息子とお邪魔してきた。
通常の舞台観劇だと、なかなか小さい子供連れでは行きづらいし、結果誰かに見てもらって行くことになる。
そうなると、行きたくても、段々と遠ざかってしまうエンタメ。
もしくは、子供も楽しめる内容のもの限定になってしまう。
今回の舞台は、そんなわたしのような環境にぴったりの親子観劇回というのが、全6回公演のうち1回あるという、面白いチャレンジ公演だった。
しかも、出ている方のほとんどが、小さなお子さんを持つお母さん。
息子にとっても、初めての舞台観劇。
まだ映画館にも行ってないので、大丈夫かなと若干の不安はあった。
しかし会場に行くと、すでに客席にベビーカーや遊びスペースがあり、小さい子もたくさん。
しかも、会場に現役ママさんが2人ほど待機してくださり、子供達がぐずると遊んでくれたり、色々とお手伝いもしてくれる。
おむつ替えスペースもあったりと、通常ではあり得ない至れり尽くせり具合である。
親子以外で来ているお客さんも、親子観劇dayのことを理解しているので、子供が泣いたり、公演中話すことも含めて受け入れてくださっている印象だ。
途中お菓子を食べたり、後半爆睡であった息子だが、なんとか初観劇を終えた。
心から、「息子よ、付き合ってくれてありがとう」だった。
他の頑張った子供達も、拍手ものだった。
そして、今回初めてのことにチャレンジされた劇団の方にも、拍手と尊敬である。
皆で、こういうことできたらいいなを、実際に行動できるのはすごいし、日々忙しい環境の中、稽古して初日にもってくだけでもすごいのに、通常とは異なる客席作りなど、努力と工夫の塊だった。
今回は、劇団の旗揚げ公演。
今後の舞台、また見るのが楽しみである。