インドには過去おそらく4~5回行っているのだがどれもこれも強烈だ。
よくインドに行くと人生観変わるだの、ハマってしまい抜け出せなくなるなどと聞いていたが、そんなことはわたしには全く起こらなかった。
きっと20代前半のおこちゃまな自分にはまだインドは早すぎたのかもしれない。
インドは珍人の宝庫で、
首で蛍光灯を50本割りまくる男
熱さを感じないと煌々と燃えている炭の上を裸足で歩く男
など、基本は我慢系の凄まじいメンタルの方々に出会った。
コーディネーターのシンさんもおそらく世界屈指の仕切りの悪さで有名。
ただシンさんのことは大好きなので言っておきたいのは、例え世界一の仕切れるコーディネーターさんであったとしても、おそらくインドではそれは通用しない。
予定調和や予定通りという言葉はインドには存在しない。
それくらい1分ごとに状況が変わる臨機応変の国なのだ。
ただ当時はそのあたりを楽しむ余裕はなく
表面上のインドを体験しただけで、お腹いっぱいになっていた気がする。
インドと言えばカレーだがやはり当時はおこちゃまだったため、あのスパイスというものにどうしても馴染めず朝からホテルの朝食会場でカレーしかない状況に萎えていた。
数年前から自分でスパイスカレーを作り始めたわたしは今となってはなんともおしい。
もっと味わっておけば・・・
なんなら南インド料理にも興味を持ち始めているわたしはあのホテルのスパイスカレー三昧バイキングを欲しているのだ。
そんなことを思いながら印度カリー子さんの本を眺めながら日本のスーパーで買えるスパイスを調合している。
そんな今さらインドのことを懐かしく想い興味を持ち始めた今日この頃。
行ったら行ったで文句を言ってる気もするが、インドとの第二段階のお付き合いも楽しみにしている。